当社の基本理念の一つに、「人間の成長」があります。働く喜びを通じ、人づくりを進めるというものですが、「働く喜び」って皆さんは何だと思いますか?その真の意味を捉えるため、約20名を対象に「若手社員基礎研修」を行いました。
講師は株式会社ヒューマン・テクノロジー・インターナショナルの藤田氏にお願いしております。実は藤田氏には過去にも研修をお願いしており、社長の佐々木を始め、我々責任者世代も数年に渡ってお世話になりました。隠してもしょうがないので言いますが、この研修・・・超キビシーぃぃんです。今回私は後ろの方でオブザーブしてたんですが、みんな顔引きつってました(笑)
課題をグループに分かれて討議したり、
他人には普段言わないようなことを言ってみたり。
終わった際に感想を聞いたら、さっそく「二度と受けたくない」とか「もう無理」とかネガティブな反応が飛び交ってます。あー、懐かしい・・・。
私が初めて受講した時も、同じこと言いましたね。なんてムチャクチャな研修なんだ!と(笑)それが毎年続き、5年~6年ぐらい受講したかと思います。年を経るごとに内容はハードになっていき、研修が近づくたびに憂鬱になったものです。でも、数年受講して内容が濃くなっていくにつれ、「ああ、この研修を受けるためにこの会社に入社したんだな。」と思うまでになりました。これを経験したおかげでそれこそ今、「働く喜び」を感じながら仕事をしている自分がいます。
なぜか?それは現在受講しているメンバーに自分で気付いてもらいたいので、言わないでおきます。言葉で言っても伝わらないものですしね。
表面的にはスパルタチックで、今のご時世には合わないように見えるかもしれません。まあ仕事のスキルやテクニックを講座やなんかで学ぶのが、世間一般の研修だと思います。私もそういう研修を数多く受けてきました。でも、それってあとあと残ると思います?
私はほとんど覚えてません!キリッ!
その前提にある、本質を掴むこと。遠回りのようですが、ここさえしっかり捉えれば、スキルやテクニックは自ら学習するようになります。研修はおしなべて受ける人の心構え次第なところがありますから、対象者全員が狙い通りの到達点にたどり着けるとは限りません。また少なくとも3年ぐらい受講しないと気付きを得られないと思います。(私は5年かかりました)それだけ当社は社員の成長というものを大切に考えているわけです。大変ですけど必ず自己の成長につながります。みんな!頑張れ!
そういえば、研修中に社長が「責任者クラスも、やった方がいいかな。」とか呟いてました。
・・・いえ、それはちょっと(笑)